Phaethon 2004 Report

「Phaethon」ラリー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　04.06.01

　Leg1 (5.24) アテネ→パトラ 220km
リエゾンは問題なく通過。S.S.1・2共に2位で初日は2位で終了。
高速道路を主体としたコースで初日よりハイスピードでの走行を必要とするラリーとなる。

Leg2 (5.25) パトラ→オリンピア 125km
リエゾンは本日も問題なく通過。S.S.3・4共に2位で2日目も2位で終了。
WRCのレースのようなS.S.であるが、リエゾン区間では、羊の群れが横切ったりするような大変のどかさを感じさせる。

Leg3 (5.26) オリンピア→パトラ 130km
リエゾンは問題なく通過でき、S.S.5を取ることができたものの以前2位。
S.S.区間で無理をしすぎたのか、足回りに大きなダメージを受ける。

Leg4 (5.27) パトラ→デルフィ 125km
本日もリエゾンは問題なく通過し、S.S.8を取ることができたものの以前2位。
S.S.はLeg2よりもすさまじいWRCのラリーのような本格的な山岳コース。

Leg5 (5.28) イティア→アテネ 195km
本日もリエゾンは問題なく通過したもののS.S.での差を最後まで縮めることができず、総合で2位に終わる。
大半を高速道路を利用した本日のリエゾンでは、予想以上に高速道路の舗装状況が悪く、右リヤのスパッツ大きく破損。

「Phaethon」サーキットレース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　04.05.23

　午前中の予選にて芦屋大学さんに次ぐ2番手のポジションよりのスタートとなり、第1ヒートは2位（1位より4秒落ち）、夕方よりの第2ヒートも2位（1位より1秒落ち）という結果となり、総合2位という結果になりました。第2ヒート終了直前に他車と接触し、左側面を約1メートルほど痛めましたが、走行には影響はなさそうで、また、こちらで修理することは不可能なので、このままの状態でラリーに挑みます。
今回のサーキットレースはかなりのハイスピードレースで、周回距離が正式に発表されていないのでおおよそですが、平均時速が約100kmというソーラーカーレースらしからぬレースになりました。

テスト走行　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　04.05.21

　昨日のテスト走行にて、高速走行のため足回りを破損。修復に追われる。午後よりテスト可能な状態となり、昨日まで使用していた低・中速用モーターを、高回転型に交換してのテスト走行。
今までのテストでは出なかった、最高約125km/hをはじめて記録。

アテネ到着　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　04.05.20

　｢Phaethon2004｣のレースのため約25時間掛け大阪よりアテネに到着。
翌20日よりコンテナよりの荷降ろし、整備作業に入り、夕方にはようやく現地コースでのテスト走行を何とか完了しました。（少しトラブルはありましたが、なんとか順調に行っています。）

　｢Phaethon2004｣レーススケジュール　　　　　　　　　　　　　04.03.31

　｢Phaethon2004｣に向けての主なスケジュールです。