大阪産業大学オキシライドプロジェクト

2007年10月24日

報告会

8/9に本学の古谷理事長よりギネス世界記録認定において、お褒めの言葉をいただきました。メンバー全員が壇上に登り挨拶した後、藤田先生によるギネス記録認定の報告をしました。
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その後、メンバー全員で慰労会を行いました。
それでは、今回のプロジェクトについてメンバーに聞いてみましょう。
まずは、真野君のコメントから「ギネス記録を達成できたことは、本当に熱意だけでなく、総合的な学生力の高さもあってのことだと思いました。」

つづいて和久田君は「実際にものづくりをしている実感を得られました。」

最後に松井君は「PanasonicとOSUの連携がうまくとれて、素晴らしい結果が出せてよかったです。いろいろな人々に応援していただいて、それが成功への鍵となったと思います。」と語りました。
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ギネス世界記録走行会

8/4ギネス公認記録会当日になりました。当日は朝5時から調整&テストをし、本番に望みます。
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いよいよ本番、往路です。結果は100m区間を32.96秒で走り、平均速度時速109.22km、到達最高速度は時速122kmをたたき出しました。
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往路ゴール地点でマシンのチェックを行った後、ギネス公認記録の測定方法に則り、今度は復路のアタックに向かいます。
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往路の結果は100m区間を35.06秒で走りきり平均速度は時速102.68kmとなり、ギネス公認速度記録として時速105.95kmが認定されました。
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最後にドライバーの須藤さんを胴上げし、ギネス公認速度記録として時速100kmオーバーで認定されたことを、炭酸水によるシャンパンファイトで喜びあった。
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記録会前ミーティング

いよいよ8/4に迫ったギネス世界記録記録会に向けて、最終確認と仕事分担などのミーティングです。
今回のプロジェクトの大一番であり、失敗するわけにはいかないとあって各自自分の担当の確認に余念がありません。

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2007年08月08日

最終テスト走行

7/22に、記録会に向けて最終走行チェックを行いました。このテストは前回と同様1.2kmの直線コースを使い、主に最高速度の到達時間、助走距離、そして最高速度の確認をしました。また、大容量化したブレーキの確認も兼ねています。

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この走行では、ボディ後部に適当な長さの糸を取り付け、マシン後端の空気の流れを可視化しています。今回は簡易的なものですが、自動車に限らず一般的に物体の周りの空気の流れを見る試験に使われる方法でタフト法といい、表面に取り付けて行う試験方法を表面タフト法といいます。

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今回の最高速度は1.2kmの短い直線コースでありながら時速106kmを記録しました。本番のギネス世界記録走行会では、平均時速100kmオーバーで認定されるように頑張ります。
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2007年07月28日

カラーリング

いよいよマシンにカラーリングを施します。カラーリングは時間の関係もあり、カッティングシートを使用することになりました。

 今まで内部と同色だったマシンの外装に色が付くことによって、内部のコクピットやメカ類が際だって見えるようになりました。

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中央の方は、今回カッティングシート張りでお世話になったシールズコーポレーションの田辺社長です。
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2007年07月17日

シェイクダウン当日

前日の願いが通じたのか、予報とは裏腹に曇りというコンディションに。
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まずは須藤さんのドライブで、高速域での車体の動きをチェックします。
3回目の走行で高速走行チェックを行い、時速94kmをマークしました。今回は、片道1.2kmの直線コース4往復を3セット走行しましたが、コースの距離的なこともあり、時速94kmという結果になりました。これは今回のような往復コースでなく高速周路であれば、さらに高速度が望めるということです。
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しかし、今回のシェイクダウンで課題も見つかりました。1つはブレーキ容量の不足です。これは、現在大容量のブレーキロータに変更予定です。もう1つはハンドリング特性が若干クイックなことです。最高速度に挑戦するためには直進安定性が重要になってきます。ハンドリング特性がクイックというのは、コ ーナリング性能には有利ですが直進安定性には不利に働きます。
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松井君もマシンの感覚をつかむべくテスト走行に臨みました。
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2007年07月11日

シェイクダウン( 前日)

7月7日は七夕の日であり、オキシライドプロジェクトのシェイクダウンの日でもあります。
前日の6日夕刻に、テスト会場に向け出発しました。

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出発当日、積み込みを終え出発を待つ間に降り出した雨に加え7日の降水確率90%という天気予報に、メンバーも短冊に願いを託します。
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須藤さんは自分の設計したマシンに願いを託します。
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各部品の取り付け(電気装置編)

走行関係のパーツのチェックが終了すると、今度は電気装置の取り付けに入ります。このマシンは、ホイールインモータを採用しています。まずはコントローラの配線等を取り付けます。

写真はステアリング周りの配線を取り付けているところです。ステアリングには、スロットルボリューム、リターダースイッチが取り付けられます。
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各パーツを装着後、学内の広場を使って走行チェックをしました。この時に電機系のチェックはもちろん、カウルの緩衝やカウルを乗せた状態での視界などもチェックします。
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次にデータロガーやスピードメーター関係の調整をします。
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そして最後に、シェイクダウンに向けて、学内で最終の走行チェックをしました。
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2007年07月04日

各部品の取り付け(走行装置編)

たくさんの応援メッセージありがとうございます。マシンもだいぶ出来上がってきました。昨日はモノコックに主要な走行部品の取り付けが終了して、手動ですが初めて動作チェックのために走行させました。今日はモノコックへのパーツの組み込みについて報告します。
モノコックが完成すれば、あとは車体に各部品を取り付けて車を組んでいきます。サスペンション、ブレーキ、タイヤなどの足まわりパーツ、操舵関係パーツなどを取り付け、地面に置ける状態にします。

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アッパーカウルの取り付けフックとキャッチの位置関係を調整します。
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手動で走行させ、低速でブレーキの作動や車体の不具合、干渉、車体剛性などをチェックします。
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垂直尾翼の製作

ボディ後部に取り付け直進安定性を高める部品が垂直尾翼です。デザイン的にもインパクトがあり重要なパーツです。まず、3D CADデータをもとに3次元切削機で石膏ボードを削ります。
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この表面に樹脂を塗り、雌型の完成です。
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完成した雌型に、プリプレグを積層していき、これまでに紹介したカーボンパーツの製作と同じくオーブンで硬化させます。
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そして完成です!!
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